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桜満開の笠置駅俯瞰




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　1994.4.10　関西本線　笠置駅　



1994年4月10日。この日は関西線でキハ58のおわかれ運転があった。（少し記憶が曖昧です。）

関西本線と言えば加太の築堤が有名だが、時期的に桜満開シーズン。撮るならここしかないと思い、笠置駅を見下ろすアングルへ出向いた。

案の定、見事な咲きっぷり。特製ヘッドマークを取り付けたキハ58の６連が眼下を通り過ぎていった。

最近の関西本線は団臨の入線もめっきり減ってしまい、笠置の俯瞰もこの日以来訪れずじまいである。

現在残されたキハ58は、岡山と富山に数輌だけとなってしまった。
富山の車輌は2011年3月の引退が発表されている。
岡山では、年に数回因美線で「スローライフ」号として運行されているが、こちらもいろいろな噂が飛び交っているようである。

かつてごく普通に走っていた車輌が次々姿を消していくのは、世の常かもしれないが寂しいものである。